L の写真

L の写真

「DEATH NOTE デスノート」(作:大場 つぐみ/画:小畑 健)の L は、「page.28 判定」で「実際私はどこにも写真を残していません 自分の出入りした例えば東応大学にもです」と述べています。

「page.18 視線」で L は大学入試センター試験を受けています(2004 年 1 月 17 日)。
勿論、本気で入学するためではなく、キラの容疑者である夜神 月(ライト)の様子を見るために、直前に裏から手を回して受験したのでしょう。

「page.19 屈辱」では、ライトと流河 旱樹(りゅうが ひでき)を名乗る L が東応大学入学式の新入生代表として挨拶しました(2004 年 4 月 5 日)。
他の学生に「あの二人全教科満点って噂だよ」と囁かれていますが、ライトはともかく L がトップで入学した理由が分かりません。

新入生挨拶なんかすれば、嫌でも写真を撮られます。
受験票や学生証であれば関係機関に保存されている写真を処分することもできるでしょうが、新入生挨拶は大学のカメラマンだけでなく父兄も写真を撮るでしょう。

入学式を終えたライトは 1 人で電車で帰宅しましたが、「page.3 家族」で「自慢の息子ですハイ」と言っていた母の夜神 幸子(さちこ)は、確実に写真かビデオを撮影したはずであり、当然 L も映っています(「自慢の兄ですハイ」と言っていた妹の夜神 粧裕(さゆ)は、ポテトチップを食べながら「東大生おかえりーっ」と言っているので留守番っぽい)。

次に、「page.20 先手」では、ライトと L はテニスを 6 ゲーム 1 セット行います(2004 年 4 月 7 日)。
このとき、大勢の学生が観戦していて、ライトが 1999, 2000 年の中学生チャンピオンであることも分かっているので、何人かは携帯電話のカメラで試合の写真を撮っていたことが想像されます。

更に、「page.32 賭」では、L が弥 海砂(ミサ)と会ったときに「あっあの子ミサミサじゃない」「あっほんとミサミサだ」「かわいい」「モデルだよモデル」「へ——本物ってちっちゃくてよりカワイー」と騒がれ、ミサも「わっやっぱり若い人多い場所だと結構知ってる人いるんだ」と言っていることから、野次馬がミサ目的で撮影した写真に L も映っているのは間違いありません(2004 年 5 月 28 日)。

従って、L が東応大学に写真を残していなくても、父兄や学生には以下の写真が残っているでしょう。

  1. 新入生挨拶(2004 年 4 月 5 日)
  2. テニス(2004 年 4 月 7 日)
  3. ミサ(2004 年 5 月 28 日)

ところで、「page.19 屈辱」では「僕は…こいつに何もできない!!」と考えていたライトですが、「page.31 簡単」ではミサに「レムに頼んでくれるか?L を殺せと」と言うに至ります。

「page.32 賭」ではレムに「早いほうがいい…明日にも……」「しかし今すぐその決断をするのも安易だな どうせ L には早くても明日にしか会えない 今晩殺し方と合わせよく考え明日にも返事するよ」と告げた後、「明日が L…いや少なくとも竜崎・流河の命日だ」と独り言ちています(2004 年 5 月 27 日)。

もし「早いほうがいい」のであれば、幸子に新入生挨拶の写真かビデオを借りて、その場でレムかミサに L の本名をデスノートに書いてもらえばよかったのです。