ライトとポテトチップ

ライトとポテトチップ

「DEATH NOTE デスノート」(作:大場 つぐみ/画:小畑 健)の L は、「page.16 逆立」で 2004 年 1 月 8 日にレイ=ペンバーが調べていた北村 是良次長宅と夜神 総一郎局長宅に盗聴器と監視カメラを付けます。

ドアノブやシャープペンの芯の仕掛けから、自室に誰かが入ったことに気付いた夜神 月(ライト)は、「page.17 芥」でポテトチップの袋に仕込んだ小型液晶テレビのニュースをこっそり見て、デスノートの切れ端に犯罪者の名前を書込みます。

第 3 巻 p.7 で外出から帰宅したライトが本屋の紙袋しか持っていないことと、p.19 で「前もって僕が仕込んでおいた物で」と考えていることから、小型液晶テレビ入りポテトチップは前日までに用意していたことになります。

「page.15 電話」で 5 日に「後はデスノートの切れ端を誰にもわからない所に仕込むくらいか…」と準備しているので、このときにポテトチップの袋に小型液晶テレビとデスノートの切れ端を入れて、持ち前の器用さで再び封をしたのでしょう。

ライトは「うちの家族はうす塩かのり塩以外絶対食べない」「コンソメ味は絶対に僕しか手を付けない」と言って安心していますが、食べないとしても 4 日間のうちに戸棚のポテトチップの袋に触れば異物が入っていることは分かります。

家族以外にワタリも、ライトの部屋に 64 個もの監視カメラを取付けたくらいだから、食堂の戸棚も監視カメラの設置場所候補だったはずで、見逃したのが不思議なくらいです。

翌朝、ライトは小型液晶テレビごとポテトチップの袋を捨て、母の夜神 幸子(さちこ)がゴミ収集業者に出すところを 2 階のベランダから確認していますが、監視カメラを設置した人物がゴミ収集業者を装う可能性を考慮していません。

更に言えば、妹の夜神 粧裕(さゆ)が「ぎゃっお兄ちゃんご飯の後にポテチ?」と驚いていることから、いつもとは異なる行動であることが L にも伝わっているので、L はもっと疑うべきでした。